名物道具を拝見するには?
2014-9-27 UP
9月 27日 名物道具を拝見するには?
ご機嫌よろしゅうございます。
昨日は鷺の絵をご紹介しました。
そして遠州公が若干16歳でこの絵をみることが
できたこともお話ししました。
当時は美術館も展覧会もありません。
観たいと思う道具があったら、
その道具を持つ人の茶会に招待されなければ
みることは出来ないのです。
そして所有者も
この人なら見せてもいいなと思う人しか
呼ばないわけで、客には相応の知識と教養が必要
でした。
つまり、名物道具を拝見出来たということは
茶人として認められたという格を示すことにもなりました。
お金を出せば、いつでも博物館で名物道具を
拝見できる今とは違い
当時の茶人は常に真剣な気持ちで
名物道具と対峙していたのでしょう。