遠州公出生の逸話
2015-2-6 UP
2月 6日(金)遠州公出生の逸話
ご機嫌よろしゅうございます。
遠州公は近江小堀村で、新介を父に生まれた…
とご紹介しましたが、
実は、小堀遠州は浅井長政の忘れ形見である
という逸話が伝わっています。
浅井長政は、もともと遠州公の父新介が仕えており
織田信長に攻められ、落城した小谷城の悲劇は有名です。
その際、長政の長男万福丸は極刑となりますが
お市の方とその娘三人が助け出されます。
このとき実はお市の方にはもう一人、
生後間もない赤ん坊がいたのです。
その乳飲み子は、小谷城落城の際乳母に助けられ
無事脱出し、当時神照寺に出家していた
遠州の父新介に預けられたというのです。
そしてその乳飲み子が後の遠州公になったのだとか
真相は定かではありませんが、
遠州公が偉大な功績を残した故に生まれた逸話では
ないでしょうか。