10月 12日(月)秋の七草

2015-10-12 UP

10月 12日(月)

秋の七草

ご機嫌よろしゅうございます。 春に七草があるように 秋にも秋の七草があります。 この秋の七草を山上憶良が詠んだ歌が 万葉集に載っています。 秋の野に 咲きたる花を指折り(およびをり) かき数ふれば  七種(ななくさ)の花   萩の花 尾花葛花 撫子の花   女郎花 また藤袴   朝貌(あさがお)の花 春は食べて楽しむ七草、 秋は観て楽しむ七草とも言われますが、 昔から  萩は垣根に使われ 尾花(すすき)は屋根に葺く材料に、 葛からはでんぷんをとり 撫子は種にある利尿作用が 女郎花(おみなえし)と桔梗は咳の薬に 藤袴は乾燥させて寝床にいれ、 香りを楽しみました。 先人の知恵のつまった七草です。

秋の七草

2014-9-17 UP

9月 17日 秋の七草

ご機嫌よろしゅうございます。

春には春の七草と言って、七草粥をいただく
ことからも、その七草の種類をご存知の
方は多いことと思います。
同様に秋にも七草と言われるものがあり、
こちらは食べられませんが
山上憶良が万葉集の歌で詠ったことで有名です。

秋の野に
咲きたる花を指折り
かき数ふれば
七種(ななくさ)の花
萩の花 尾花 葛花 撫子の花
女郎花(おみなえし) また藤袴
朝貌(あさがお)の花

尾花はススキ
朝顔は当時まだ日本にありませんので桔梗の
ことをさすようです。