8月19日(水)遠州流茶道の点法

2015-8-19 UP

8月19日(水)遠州流茶道の点法
「長板(ながいた)」

ご機嫌よろしゅうございます。

今日は長板をご紹介します。

長板は台子の天板を略して皆具
(風炉釜・水指・杓立・建水・蓋置)
などをのせる長方形の板のことを指します。

遠州流茶道では主に真塗の長板を
広間において使用します。
但し、天板が省略されているため、
名物扱い(棚に飾り付けをする等)
の点法は致しません。

正式には四ツ組(水指・杓立・建水・蓋置が
同種、主に唐銅)のもので行いますが、
大寄せの茶会などでは簡略し、風炉・蓋置
のみを飾り付けして、さらに水指・蓋置・建水
を、唐銅ではなく様々な陶器を用いることが
あります。