遠州青年の日
2014-6-28 UP
6月 28日 遠州青年の日
ご機嫌よろしゅうございます。
慶長十二年(1607)6月28日は遠州公が29歳の時に
参禅の師である円鑑国師(春屋宗園)
の頂相(ちんぞう)に賛をいただいた日です。
頂相は師または高僧の肖像画を描いたもののことです。
禅宗においては非常に重要視されていました。
この頂相、絵はまだ書かれておらず、円鑑国師は白紙の状態で
先に賛を書いたことになります。
当時は絵を描く前に賛を書いたり、
生きているうちから自分の姿を描かせる寿像というものが
ありました。(詳しくは「小堀遠州の書状」江月宛 鉄鉋の文を参照)→鉄の後の字が変換できませんでした。
この6月28日を遠州青年の日として、
門人が改めて遠州流を学ぶ日とするため
設けられました。
お点法を復習したり、
歴史や道具について調べて見たり
今日はじっくり茶の湯に向き合ってみてはいかがでしょうか?