流鏑馬(やぶさめ)
2014-9-16 UP
9月16日 流鏑馬(やぶさめ)
ご機嫌よろしゅうございます。
今日は鎌倉の鶴岡八幡宮で流鏑馬が
行われます。
鎧兜を纏った武士が、走る馬の上から
的を射る流鏑馬は、
平安時代から行われてきた弓馬礼法の一つと
され、鶴岡八幡宮の流鏑馬については
『吾妻鏡』に源頼朝が、放浪中の西行に流鏑馬の
教えを受け復活させたと記されており、
文治3年(1187年)8月15日に
鶴岡八幡宮の放生会が行われた際、
源頼朝が流鏑馬を催行したことから始まる
とされています。
放生会とは8月27日の虫聞きでもふれました通り
仏教の不殺生の思想に基づいて、
捕らえられた生き物を、山野や沼地に放って
供養する仏教の儀式です。
幕府が衰退していくまでは盛んに行われ、
流鏑馬の射手となるのは、当時
鎌倉武士の誉れであったそうです。