事始め(ことはじめ)
2014-12-9 UP
12月 9日 事始め(ことはじめ)
ご機嫌よろしゅうございます。
今日は、昨日少し触れました「事始め」について
ご紹介します。
師走に入って、一年を振り返り、そして
新年を迎える支度を始める時期
煤払いや、松飾り、餅つきなどの正月準備が
いよいよはじまります。
これを「事始め」の日といい、
関東ではコトノカミの祭祀を行う八日
に始まるといわれ、
江戸時代には陰陽道の影響から、
陽数(縁起の良い数)である十三から、
十二月十三日が江戸城の「御煤納め」と定められ、
この日が「正月事始め」とされるようになりました。
関西でも十三日が「婚礼日以外全て吉」
といわれる「鬼宿日」であることから、
十三日が事始めという地域も多いようです。