お萩とぼた餅
2014-9-25 UP
9月25日 お萩とぼた餅
ご機嫌よろしゅうございます。
お彼岸になると店先に並ぶ
お萩…ぼた餅とも言いますね。
モチ米とうるち米を捏ねた餅に
漉し餡をつけた「牡丹餅」は、
牡丹の咲く春のお彼岸に作られ、
粒餡の「おはぎ」には小豆の粒が萩の小さな
花を連想させるので秋のお彼岸に好んでつくられました。
これは小豆の収穫の時期にも関係があるようです。
秋のお彼岸は、小豆の収穫期とほぼ同じで、
とれたての柔らかい小豆をあんにすることができるため
柔らかい皮ごと入ったつぶあんができます。
春のお彼岸では、冬を越した小豆を使うので
皮は固くなっているため、これを取り除いた
小豆を使い、こしあんとするのだそうです。