終戦記念日

2014-8-15 UP

8月 15日 終戦記念日

昭和二十年(1945)年8月15日の正午
昭和天皇による玉音放送によって日本が
無条件降伏したことが国民に伝えられました。

この大戦により、あまりにも多くの方たちが亡くなり
その尊い犠牲の上に、今日の平和があります。

当時の様子を写真や映像でしか目にしない
戦争の悲惨さを知らない世代
にもその想いを伝えていかなければいけません。

今、この平和な時代に生きる幸せを、
未来を担う子供達につなげるために。

徹底解剖 茶道テディベア4

2014-8-14 UP

8月14日「徹底解剖 茶道テディベア4」 ご機嫌よろしゅうございます。

茶道テディベアの魅力のご紹介も。

4回目を迎えることができました。

第4回は、いよいよ、『茶道テディベア』固有の魅力について、ご紹介したいと思います。

全長:22センチメートル(子猫ちゃんくらいのかわいい大きさです。)

素材:シルク/ポリエステル/コットン(シルクの入った素材はシュタイフ社でも珍しい!)

瞳はツヤツヤの真ん丸。

大切に手に持ったお茶碗とチラリとのぞく帛紗が茶道の象徴です。

ピンクの振袖のお柄は小堀遠州公より430年続く遠州流茶道の家紋、

七宝花菱文。 七宝紋は輪違い紋ともいわれ、無限に連鎖する平和や円満を意味する 輪の交叉から成る文様のため、「世界中の財宝」と「無限の子孫繁栄」を 表す吉祥文様(とても縁起の良いおめでたい文様)として好まれて参りました。 とてもかわいいテディベアでございます。

詳細は、下記URLでご覧くださいませ。楽しみにお待ちいたしております。

http://enshuryu.sakura.ne.jp/shop/html/products/detail.php?product_id=6

専用ダイヤル 03-6228-1208 後ろ姿ベア 

徹底解剖 茶道テディベア②

2014-8-12 UP

8月12日「徹底解剖 茶道テディベア②」
ご機嫌よろしゅうございます。
第②回は、シュタイフ社がどのようなところかをご紹介したいと思います。
創業者のマルガレーテは、車椅子のハンディキャップを乗り越え、シュタイフ社の前身となる会社を創立しました。
1903年シュタイフ社は、ライプチッヒの見本市にクマのぬいぐるみを出展したことがきっかけで、アメリカのバイヤーの目に留まります。そのベアが、ルーズベルト大統領の晩餐会のテーブルディスプレイに使われ、テオドア・ルーズベルト大統領のニックネームにちなんで「テディベア」と呼ばれ大ブームを起こしたのです。
マルガレーテは、障害を持つ人に仕事を与え、子どものいる人には会社に連れてくることを認めるなど、19世紀では珍しい開かれた会社を作りました。
1909年、彼女は天国へと旅立ちますが、その後も現在に至るまで、「うれしい時も、寂しい時も、ぬいぐるみは子供のハートの一番近くにある大切なもの。だからこそ、最良のものを与えてあげたい。」というマルガレーテの精神は引き継がれ、今も最高のテディベアを産み出し続けています。

 

 

Steiffmargarete (1)

 

 

徹底解剖茶道テディベア

2014-8-11 UP

8月11日 徹底解剖茶道テディベア
ご機嫌よろしゅうございます。
先日発売されました『茶道テディベア』の魅力について、ご紹介して参りたいと思っております。
まず、第1回は、テディベアが多くの人をひきつける理由をご紹介いたします。
“テディベア”とはクマのぬいぐるみの別名です。
シュタイフ社のテディベアは、デフォルメしすぎず、動物が本来持っている「自然な可愛らしさ」を大切にしています。
つぶらな瞳と突き出た鼻。ふわふわの毛並み。手足と首が動かせ、お好みのポーズをとらせることができます。
素材はこだわり抜いた高品質な自然素材や、安全性・耐久性に優れた新素材を使用します。
その柔らかい毛並みで子どもたちに安心感を与えてきました。
ちょっと意外な魅力は、無表情であること。
一見無表情に見える表情には子供たちが持ついろいろな感情を投影しやすいのだそうです。

 

 

アップ

柴田勝家と茶道具

2014-8-10 UP

8月10日  柴田勝家と茶道具

ご機嫌よろしゅうございます。
今日は日曜日ですので、官兵衛の時代のお話を。

浅井家滅亡後、信長の妹お市の方を妻とし
信長が倒れて後に、秀吉と対立する柴田勝家。

勇猛な武将とされていますが、秀吉に先んじて
刀狩りのような取り組みもしていたり、智将でもありました。

柴田勝家といって思い浮かぶ茶道具といえば
柴田井戸、そして芦屋姥口釜(あしやうばぐち)です。

侘び茶の流行した当時
野生的なたくましさのある高麗茶碗、とりわけ
井戸茶碗は武将にとても好まれました。
その名品を信長より拝領し、後に柴田井戸と呼ばれ、
現在は根津美術館に所蔵されています。
昨年、同館で開催された井戸茶碗の展覧会でも展示され、
記憶に新しいところです。

また勝家は、織田家に伝わる秘蔵の姥口の釜を所望して
いましたが、信長もこれは手放すのが惜しかったのか
なかなか拝領できず、数年して越前平定後、
こんな歌とともに与えられました。

なれなれて添ひあかぬ仲の姥口を
人に吸はせんことをしぞおもふ

遠州公の愛した茶入 「唐大海(からたいかい)」

2014-8-9 UP

8月 9日 遠州公の愛した茶入
「唐大海(からたいかい)」

ご機嫌よろしゅうございます。
本日は遠州蔵帳所載の茶入「唐大海」を
ご紹介します。

大海とは大振りで口が広く、内側が大きいので
それを海に例えたことからこう呼ばれています。

唐物大海茶入を所有していたうちの一つで
遠州公自身が「唐大海」と箱書きしています。

小堀家に代々伝わり、八世宗中の時代
尾関文右衛門の懇望により譲り、
その後木津宗隆、松井左兵衛と伝わり、
現在は香雪美術館に収蔵されています。

2014-8-8 UP

8月8日 遠州公と抹茶

ご機嫌よろしゅうございます。
今日はお抹茶のお話を。

抹茶の銘には「~の昔」「~の白」という名前が
よくつけられているのをご存知でしょうか?

遠州公の師匠である古田織部は、
抹茶の色をヨモギ餅の緑色(青)を見てより鮮やかな色にしようと
抹茶を作る際、茶葉を少し茹でることにしました。
これを「青茶」などと呼びます。

こうすることで見た目は綺麗な緑になるのですが、
香りがなくなり味が多少落ちてしまいます。

そこで遠州公は茹でない以前の製法に戻しました。
この製法で出来た抹茶は「青茶」に比べて白っぽいため
「白茶」と呼ばれました。

現在抹茶として製造されているものはこの「白茶」で
昔の製法に戻ったことから「~の昔」「~の白」
という銘がつけられることが多いというわけです

立秋(りっしゅう)

2014-8-7 UP

8月 7日立秋(りっしゅう)

秋きぬと目にはさやかにみえねども
風の音にぞおどろかれぬる

ご機嫌よろしゅうございます。

まだまだ暑さ真っ盛りですが、
暦の上では今日が立秋、秋になります。

先ほどの歌は古今集の秋歌上のはじめに
おかれている藤原敏之の歌です。
詞書には「秋立つ日によめる」とあるように
立秋の日の歌で

秋になった兆しは、まだ目に見えないけれども、
風の音の中にその気配を感じて驚いた
という意味の歌。

当時の人も、立秋の日に同じように感じていたのですね。

立春からちょうど半年が経過したことになり
この立秋から立冬の前日までが秋となります。

暑中見舞いも立秋を境に残暑見舞いに。
暑い夏もあと少しと思って名残を惜しみたいですね。

2014-8-6 UP

8月 6日 解夏

ご機嫌よろしゅうございます。
今日は「解夏」という言葉について
なんと読むかお分かりになりますか?

正解は「げげ」

夏が解けるとは一体どのような意味でしょう?

これは仏教用語で
夏の一時期、僧達が籠って修行する
安居(あんご)が明ける日
のことを指す言葉です。

迷いの中にいるものが、
迷いを抜けた瞬間にみる
強い夏の光
そんな印象が残ります。

小説「解夏」という題名の小説を
さだまさしが書いています。

2014-8-5 UP

8月5日  虫干し

ご機嫌よろしゅうございます。

梅雨が終わり湿度が下がる7月から8月下旬
しまっておいた着物や書籍、掛物などを
陰干しして虫がついたりカビがつくことを防ぎます。
これを「虫干し」といい、湿気のある日本ならではの
習慣です。

夏の土用の頃にあたることから土用の虫干し
とも言われています。
秋の虫干しは十月下旬から十一月下旬が一般的なようです。

整理も兼ねてと手をつけてみると
しまいこんで忘れてしまっていたものを
思いがけず見つけ、こんなものもあったか
としばし読みふけってしまうこともありませんか?

虫干しはよく晴れた日の午前十時から午後二時
くらいまでに行うのが良いようです。
皆さんも是非なさってみて下さい。