遠州茶道宗家では、正月点初めの茶には青竹花入を用いることを吉例としています。この花入は景色を求めず、青一色の竹選び、正月にふさわしい瑞色となりました。自庭の曙椿の蕾のふくらみも最良の状態で、紅白の梅でより一層のめでたさを表現しました。