水無月

2014-6-1 UP

6月1日 水無月(みなづき)

ご機嫌よろしゅうございます。
今日から6月
今年も折り返しとなります。

旧暦でいう6月は梅雨も明け、暑さも厳しくなる時期
です。雨が降らないので「水が無い月」と言われたなど、
水無月という名前の由来には諸説あります。

6月に入ると、着物は単衣(ひとえ)と呼ばれる
裏地のない着物に衣替えします。

遠州流では袱紗の生地が絽に変わります。
こちらもお家元が毎年好まれて作られており、
腰につけるととても涼しげで、
お道具を清める手元まで、季節感を感じさせてくれます。
お茶会などでご覧になった方にもお声をかけていただきます。
綺麗さびの美意識ならではの
細やかな心配りです。