8月7日(月)宗家道場の床の間拝見

2017-9-1 UP

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床  紅心宗慶宗匠筆

 日光霧降滝

 花  水引 遠州槿

花入  手付籠

ご機嫌よろしゅうございます。

暑さの厳しい季節が続きますが、床の間を拝見すると

勢いよく流れ落ちる滝と、心のあらわれるような白さの

槿に一時の清涼感を感じることができました。

この掛物は御先代が昭和41年10月直門の方と日光を訪れ、

霧降滝をご覧になり、落ちてくる水しぶきが霧となり、

全貌を現さない滝の姿に絵心を誘われ帰京して直ぐに

筆をお取りになり一気に描かれた一幅です。