清見寺
2019-11-2 UP
26日。
昨日とは打って変わって晴れ間となり、
蒲原の宿を出発。清見が関に差し掛かります。
清見が関は天武天皇の頃東国の敵から駿河国を
守るための関所として置かれました。
その関を保護する目的で置かれた清見寺は、
駿河湾、伊豆の連山を望む景勝地であり、
約1,300年の歴史を持つ臨済宗の寺院です。
家康が今川義元の人質だった頃、教育を受けた
場所としても知られ、江戸時代には朝鮮通信使
の宿泊所としても使われるなど歴史深い寺社です。
遠州公の作った茶杓「清見関」はこの地を訪れた
際に作ったもので、筒に
「清見関荒垣竹東行之次作之」と記され、
『遠州蔵帳』や『雲州蔵帳』に記載があります。