官兵衛

2014-3-30 UP

3月30日  官兵衛  天正19年の出来事

ご機嫌よろしゅうございます。

今日は日曜日。
大河ドラマ官兵衛の時代の
遠州公のお話しを。

天正十九年(1581)
この年は、茶の湯にとっても
遠州公にとってもお大きな意味をもつ年でした。

1月22日に 秀吉の弟・秀長が亡くなります。
そして2月28日  千利休が切腹。
8月には士農工商が定められ、
身分制度が出来上がるのと同時に
下克上の時代に終わりを告げることとなります。

主君秀長が亡くなった翌年は遠州公の母
(磯野丹波守員正娘)が亡くなり
遠州公にとっても
苦難のときであったと思われます。

文禄22年15歳の遠州公は
その悲しみを乗り越えて、
大徳寺の春屋宗園禅師に参禅します。
茶道を古田織部に習うのもこの時期です。