端午の節句

2014-5-5 UP

5月5日 端午の節句

ご機嫌よろしゅうございます。

現在五月五日は「こどもの日」として
祝日とされています。

昔から端午の節句といい、
男の子の健やかな成長を祝う日として
親しまれています。

諸説ありますが、もともとこの日は、
農耕民族であった日本人にとって田植えの準備のための神聖な日でした。
稲を植える早乙女達が、家に閉じこもり身を清める日が
旧暦の五月五日の民間行事でした。
つまり古来は「女の日」だったといえますね。

これが江戸幕府成立以来、
中国から朝廷に伝わった厄除けの風習に、武士の風習が交り、
武家を中心に男子の成長を祝う、今の風習へと変化していきました。

雛祭りもしかり、
現在みなさんに親しまれている伝統的な行事も
長い年月をかけて変化してきたのですね。