利休命日
2014-2-28 UP
2月28日 利休命日
天正十九年(1591年)の今日2月28日
茶の湯の大成者
千利休が切腹し、この世を去りました。
秀吉の怒りを買い
切腹となった原因には諸説あります。
・わび・さびを重んじる利休に対して、
派手好みの秀吉と対立するようになった
・茶道具を高額に売り、利を上げていた
・秀吉が利休の娘を側室にと望んだことを断ったため
・大徳寺の山門に利休の木像を掲げた
等々
真相は今もなお大きな謎ですが
秀吉が、茶の湯を利用して
柔軟に諸大名を支配下とし、治安の統制を
はかるため登用した利休が
商人でありながら
大名以上に力を持つ存在となり
身分制度を確立していく段階において
不都合なものになっていったことも
大きな要因と考えられます。