3月6日(月)今月の菓子「西王母」
2017-3-6 UP
3月6日(月)今月の菓子
「西王母」
ご機嫌よろしゅうございます。
先週3日金曜日のメールマガジンが、文章の途中で配信されて
しまいました。大変失礼致しました。
今日は先週の続きと、今月のお菓子をご紹介致します。
先週は「桃」の文様についてご紹介してまいりました。
崑崙山の仙女・西王母が、三千年に一度しか実らない
不老長寿の桃の実を、漢の武帝に贈ったという伝説から、
西王母の銘で桃をかたどったお菓子を茶席で頂いたりします。
桃をかたどった道具には、五島美術館に
松平不昧から姫路の酒井家に伝来した
桃の形の大型型物香合が所蔵されています。
明時代以降の龍泉窯の青磁で
「形物香合相撲」番付の西前頭筆頭に位置しています。
さて、今月のお菓子はその不思議な力をもつとされる桃をかたどった
「西王母」です。まんまると実った実を頂いて、長寿を願いつつ
お茶を頂きます。